【在庫管理システムとデータベース】その2・予定と実績
こんにちは、EightyEightRiceです。
今日の記事は、【在庫管理システムとデータベース】です。
物流業界のシステム(WMS:Warehouse Management System)におけるデータベースの扱い方・考え方を解説しています。
今回は
その2・予定と実績
です。
個人的にWMSでデータベースを扱う際に、一番基本、根本で意識している考え方です。
道に迷った時に南北を確認する様に、WMSで迷った時には予定と実績という基本に立ち返ることで、見通しが良くなると考えています。
以下、解説です。
予定と実績
WMSの根幹の考え方が予定と実績です。少々強引ですが、
WMSで表現したいこと=予定と実績
と考えてください。
具体的な例を考えてみましょう。
◇入荷業務
・発注し、アイテムが倉庫に搬入される
発注=予定
搬入=実績
と言えます。
◇出荷業務
・受注し、アイテムを倉庫から搬出する
受注=予定
搬出=実績
と考える事ができます。
同じようにして、棚卸業務では、
論理在庫=予定
実在庫=実績
と言い換えられます。
一般のニュアンスとは違いますが、WMSでは予定の事を"指図(さしず)"と言います。
以上、予定と実績の解説でした。