【物流用語】荷役料
こんにちは、プログラマのEightyEightRiceです。
今日の記事は、物流用語解説です。
物流システム(WMS:Warehouse Management System)を扱う場合に、よく使う用語を解説しています。
今回は
荷役料(にやくりょう)
です。
物流業界でない人たちには、あまり馴染みのない言葉かも知れません。
実はかなり古くから使われている言葉で、江戸時代でも使用していたそうです。
以下、解説です。
荷役料とは
ある荷主さんのアイテムがあります。
このアイテムを
1.倉庫に格納する為に行う作業
2.倉庫から運び出す為に行う作業
を荷役といいます。
この倉庫を運営しいる倉庫倉庫会社は、荷主さんに対し、荷役の料金を請求します。
この料金を荷役料と言います。
具体例
大まかには、アイテムを倉庫に格納する為に
・トラック等から荷物を下ろす
・下ろした荷物を棚に格納する
➡入庫料
アイテムを倉庫から搬出する為に
・棚からアイテムを取り出す(ピッキング検品)
・トラックにアイテムを積み込む(出庫検品・積込検品)
➡出庫料
の2つが荷役料になります。
アイテムによって重さや大きさが異なる為、
アイテムごとに荷役料を設定する事もあります。
また、いずれ出庫する事を前提にして、入庫の際に出庫料も請求するという運用もあるそうです。
以上、荷役料(にやくりょう)の解説でした。