物流・倉庫・WMS・プログラマ日記

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在庫管理・倉庫管理を扱う事が多いプログラマの備忘録です。

【在庫管理システムとデータベース】その1・トランザクションとマスタ

こんにちは、EightyEightRiceです。

 

今日の記事は、【在庫管理システムとデータベース】です。

物流業界のシステム(WMS:Warehouse Management System)におけるデータベースの扱い方・考え方を解説しています。

 

今回は

 

その1・トランザクションとマスタ

 

です。

 

どちらもWMSでデータベースを扱っていれば、毎日のように扱う用語です。

トランザクションは単にトランと呼ぶことも多いです。

DBの更新を管理するトランザクションとは別の意味合いで使っているので、注意が必要です。

 

以下、解説です。

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トランザクション・トラン

物の動き・量の増減を管理するデータをトランザクションと言います。

在庫管理でいうと、入庫や出庫、移動のデータがトランザクションです。

WMSではどのアイテムが、どこに、何個あるかを管理します。

その状態になるまでの経緯の記録トランザクションになります。

WMSのデータベースでは、トランザクションのテーブル名には、

頭文字に「T」や「TRAN」などをつける事が多いです。

そうする事で可読性を向上させています。

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マスタ

物の名前・数量の単位などを管理するデータをマスタと言います。

在庫管理でいうと、商品やSKU、ロケーションのデータがマスタです。

WMSではどのアイテムが、どこに、何個あるかを管理します。

「どのアイテムが」「どこに」をデータで保持しているのがマスタになります。

WMSのデータベースでは、マスタのテーブル名には、

頭文字に「M」や「MST」などをつける事が多いです。

 

以上、トランザクションとマスタの解説でした。

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