【物流用語】ケース・ボール・バラ
こんにちは、EightyEightRiceです。
今日の記事は、物流用語解説です。
物流業界のシステム(WMS:Warehouse Management System)を扱う場合によく使う用語を解説しています。
今回は
ケース・ボール・バラ
です。
日常でも耳にする用語ですが、
物流業界・倉庫業務の中では頻繁に登場する言葉です。
また、以前解説した【入数】と関係の深い言葉ですので、
興味ある方は、【入数】の解説もご覧ください。
以下、解説です。
ケース・ボール・バラとは
あるアイテムを格納・在庫する際に、そのアイテムの一番細かい単位を
バラ
バラをまとめる単位を
ボール
ボールをまとめる単位を
ケース
と呼びます。
具体例
具体例として、スーパーで販売されている卵を考えましょう。
まず一番細かい単位、これは難しく考える必要はなく、
単に白い卵1個が一番細かいです。
つまり、このアイテム、卵のバラは「個」です。
次に、この1個の卵をまとめる単位を考えましょう。
簡単ですね。パックです。今回は10個入りにしましょう。
そうすると、卵のボールは「パック」です。
そして最後にケースですが、
これはボール(=パック)をまとめるものです。
卵パック用の段ボールがあり、20パックは入るとします。
すると、この卵のケースは「箱」となります。
まとめると、今回の卵の単位は、
ケース=箱(10パック入る段ボール)
ボール=パック(卵10個用の容器)
バラ=個
となります。
ちなみに、今回考えたパックは10個入るので、
ボール入数10
と言います。
また、今回考えた段ボールは20パック入るので、
卵でいうと200個になります。この場合、
ケース入数200
と言います。
今回の解説ではケース・ボール・バラをすべて使用しましたが、
単純に
ケース・バラのみ使用するアイテム
バラのみ使用するアイテム
も多くあります。
以上、ケース・ボール・バラの解説でした。